弊社「持込名入れ」サイトで印刷をお願いしたいという問い合わせについてわかりやすく解説します。
ファーストコンタクトで「印刷をしてほしい」という問い合わせを多く頂きますが、弊社ではレーザー加工機によるマーキング加工でカラーを表現することができません。
ここではレーザー加工と印刷の違いについて解説します。
レーザー加工での色について
持込名入れではレーザー加工機を用いてマーキング加工を致します。
印刷機(プリンター)との大きな違いはカラー表現ができるかどうかです。
印刷機はインクを使うためカラーを表現できます。
一方、レーザー加工機の特徴は素材によって出来が変わりますが、概ね以下の通りです。
・木製品 一般的に茶色(濃淡あり)から黒になることが多いです。
そのため、木の場合、ウォールナットのような元が暗い色に更に黒っぽくなるのでマーキングは目立ちません。角度を変えてみると入っていることはわかります。
またスギやヒノキのように明るめの素材には茶色っぽくなるので対比がはっきりし、文字が目立ち良く見えます。


・革製品 一般的に茶色(濃淡あり)から黒になることが多いです。


・金属 銀色から金色になることが多いです。(素材の違いや塗装、メッキの有無によっても変わります)。アルミは白っぽい色になることが多いです。

・樹脂 素材の色が白っぽい場合は濃いグレー、素材が黒っぽい場合は薄いグレーになることが多いです。


一般的には上記のような加工色になりますが、機械の調整によって多少の濃い薄い違いを出すことはできます。
早く納品してほしいや価格を抑えたいなどは一般的な加工色で、こだわりのある場合はサンプル加工で調整をします。
マーキング加工は基本的に消えません。
紙などの印刷はインクが浸透しているので日光の下での色褪せなどはございますが、暗所で補完すると消えません。
特に固い表面の上にインクが乗っている場合は、粘着度の高めのインクを伸ばして乗せているイメージです。
そのため、摩擦や洗うことによってインクが取れてくることがございます。
一方、レーザーマーキングでは対象物の素材とレーザー光線の波長による化学変化を起こすことで熱を加えたり、対象の塗装やメッキを薄く剥がしているイメージになります。
ですから通常使用ではマーキングは消えることはほぼございません。
上にインクを乗せるのではなく、表面を大げさに言えば彫っていると思ってください。
彫刻をイメージすると、それそのもでは色はつかないことが想像できると思います。
熱があるのでその色が天然素材などの場合、加工時に付くので焼いたような仕上がりになります。
彫った後に塗料などを入れて着色することはあります。
レーザーマーキングの場合、強引にやすりで磨いたりすると周囲も含め更に削る形になるのでその場合は目立たなくなっていきます。ただ同じことを印刷でしてもそれは同じです。
現在入れたい対象物の表面を基準にすると、印刷は対象物の上にインクを乗せる、レーザーはわずかですが下に彫る・削るという違いがあります。
印刷よりも小さい文字や柄などを入れることが可能です。
あと細かいことですが、レーザーマーキングの場合はかなり微細な文字などを入れることも出来ます。
半導体や基板に小さな文字が入っていることがありますが、あれはレーザーマーキングでしているケースが多いです。アクセサリーのパーツや工業用のナットなど小さいものにも文字を入れることは可能です。
(但し、ものが小さい部品などのレーザー加工は弊社では受けておりません。)
印刷の場合はノズルの口径やインクの量が最低限必要です。
また小さいものを固定するための治具などを用意しても小さい場合は印刷ヘッドの動きで若干ズレが生じることもあります。
一般的にはかなり小さいものにはインクを載せる印刷は向いておらず、むしろ対象物が大きくなっても印刷ではあらゆる手段で対応できます。
(逆にレーザーでは加工面積の大きいものへのマーキングは時間もかかりコスト的にも向いていません)
まとめ
この記事ではレーザー加工と印刷の違いについて解説しました。
(レーザーが印刷より有利な点)
- マーキング加工は基本的には消えません。
- 小さい文字や柄の表現も可能
- レーザー機の種類は必要ですが、多くの素材へのマーキングが可能。
- 版代がいらない。(初期費用がかからない)
(レーザーが印刷に劣る点)
- カラー表現ができない
- 素材が大きいものには対応しづらい
以上のような特徴がございます。
お客様の商品へ用途に合わせた加工をお選びください。
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